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2011/11/02” タグの投稿

[HTML Format]:Story Editor Ver3.31(フリーウェア) いわゆるアウトラインプロセッサ。

[2011/11/02 12:00:48]: http://www.lares.dti.ne.jp/~cheebow/computer/myapps.html#stryedit

  • ■

——————-

Story Editor Ver3.31(フリーウェア)

いわゆるアウトラインプロセッサ。
ノードの操作の自由度と、単純なインターフェイスがウリ。
キャラクタ管理機能や、フォントスタイル設定などの独自の機能もあります。 物語を作るときに使っていただけると便利だと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・

Story Editor Ver3.31(2003/01/15)
Microsoft Windows95以上

Story Editor専用の掲示板が出来ました。
ご意見ご感想など書き込んでみてください。

e-groupにStory Editorのグループを作りました。
興味のある方は参加してみてください。

story-editorグループに参加

ユーザの半田さんが作成してくださった
Story Editor超入門
です。
Story Editorの使い方がよく分からない!
という方はぜひご覧になってみてください。
PDF形式のファイルですので、閲覧にはAcrobatReaderが必要です。

新規インストールする方、
Ver2.XXからのアップグレードの方は
かならずセットアップ付きを使ってください。
STRYEDIT.LZH(1082KB)[Setup付き]

Setupなしはバージョンアップする方専用です。
解凍して、元のファイルに上書きして下さい。
はじめてインストールされる方はSetup付きを使ってください。
すでにインストール済みの方でも、解凍して上書きという手順に
自身のない方はSetup付きを使ってください。
STRYEDITE.LZH(462KB)[Setupなし]

注意!
ツールバーのアイコンなどが
表示されない不具合が生じた場合は
http://www.asia.microsoft.com/msdownload/ieplatform/ie/comctrl.asp
から、
401comupd.exe
をダウンロードして実行してください。
システムのCOMCTL32.DLLのバージョンが
新しくなります。

StoryEditor3.21(Setup付き)
StoryEditor3.21(Setupなし)

前のバージョンです。
念のため置いておきます。
ただし、Ver3.30で保存されたファイルとの互換性はありません。

 RGB2HEX 16bit Ver1.1(フリーウェア)

ホームページの背景や文字に色をつけたいときにはHTMLでその色を16進表示で記述しなければなりません。
でも、これがなかなかめんどくさい作業でして。^^;
これを簡単お手軽に出来るようにしたのがこのツールです。
低機能ですので、簡単に使っていただけまする。

・・・・・・・・・・・・・・・・

RGB2HEX 16bit Ver1.1(1996/09/26)
Microsoft Windows3.1以上

RGB2HEX.ZIP(114KB)

Palm/Pilot関係

Palm/Pilot関係は、すべて「Palmで行こう!」に移しました。


[HTML Format]:  第2研究室  創作に役立つ知識 | トップへ戻る | 小説執筆用ソフトの解説

[2011/11/02 11:58:04]: http://www.raitonoveru.jp/howto/K01.html

  • ありがとうございます。

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 第2研究室  創作に役立つ知識 | トップへ戻る |

小説執筆用ソフトの解説

このコンテンツは「Point of View」を運営するはまさんから寄稿していただいた文章に、
所長がほんのちょびっとだけ手を加えたモノです。はまさん、ありがとうございました!

  

目次
Microsoft Wordとは何か
ワープロとエディタ
アイデア支援ツール
パソコンの機能をフル活用して、もっと早く書く
利用者からの情報提供
質問・お勧めのアプリケーションは?
情報提供お願いします!

Microsoft Wordとは何か

 今やパソコンで文章を書くのは日常的に当たり前となっている。

 インターネット上で作品を発表するためにも、文章のデジタルデータ化が必要であるし、
 またプロになったとしたら、デジタルデータでの入稿が求められることになる。

 手書き原稿だと印刷するのに、一度デジタルデータとして入力し直さなくてはならない。
 手間がかかるのだ。よほどの大御所作家でもなければ、
 手書き原稿はもう出版社に受け取ってもらえないというのが現状だ。
 だが、パソコンでの執筆のために必要な常識は、まだあまり知られていない。
 例えば、こんなお約束はご存じだろうか。

 パソコンで文章を書く場合は、
 同時に他人とデータの受け渡しをすることを前提に考えなければならない。

 だがその際、実は『Microsoft Word』で作成されたデータの受け渡しは、あまり薦められない。

 『Word』は広く普及したワープロソフトだ。ワープロソフトとは何か。文書作成ソフトである。
 そんな勘違いをして、今でも律儀に文書作成と言うと『Word』を使っている人は少なくない。
 だが逆に訊きたいのだが、本当にWordはそんなに使い勝手の良いソフトだろうか。
 Wordは英語入力を前提として開発されたソフトである。
 だから、日本語での入力をしていると、どうしても回避不能なトラブルが起こったり、不便が起こったりする。
 しかもそれらの不具合は、一向に修正されようとする気配すらない。
 その現状に対抗し、日本語入力ワープロソフトとして開発されているのが『一太郎』である。

 だがここが最大の問題点なのだが。
 『Word』も『一太郎』も、高額なソフトである。
 全てのパソコンにインストールされているとは限らない。
 それなのに『Word』や『一太郎』で作ったファイルを無自覚に、誰にでも渡したらどうなるか。
 開くことすらできない。
 そもそも、データを渡す相手がMacパソコンの場合はどうするのか。

 そのためフリーウェアとして、『Word』や『一太郎』で作られたファイルの中身を、
 見るだけならできるフリーウェアが配布されている。
 また最近ではあまりに高額なMS-Officeソフトに対抗して、
 研究機関の有志がボランティアで『Open Office』と言う、
 MS-Officeとほぼ同程度の機能と互換性を持つフリーウェアが開発・配布されている。
 だがその一方で、マイクロソフト社は新しいバージョンの『MS-Office』を発表するごとに、
 過去のWordと互換性のない機能を次々と付け加えている。
 すると、バージョンによっては、同じWord文書でも、ファイルを開けない事態が頻発している。
 だから『Word』で作られた文書は、長期間の保存には向かない。

 またWord文書のデメリットはこれだけではない。
 『Word』で作成した文書には、文字データだけが保存されているわけではない。
 Word文書には文字データだけでなく、文字装飾のデータまで一緒に保存してしまう。
 文字装飾のデータとは例えば、文字の色や大きさとか、フォントの形とか、段組とか。
 そのような文字データ以外の他の様々なデータが付随するため、
 Word文書はデータ量が大きくなりやすい。
 だからWord文書をメールに添付して誰かに送信すると、
 受け取る側はなかなか受信できず迷惑をかけてしまう羽目になる。
 またこのデータ量の大きさも、Word文書が長期間の保存に向かない理由である。

 第一、『Word』は起動させるのに重い。長文を書いているとパソコンに負担をかけるし、
 何より書いている方もストレスを感じてしまう。

 『Word』は長文作成には向かないのだ。

 『Word』は「ワープロソフト」と言われている。
 ワープロとは文字入力や印刷などの機能を持つ機械と言う意味だ。
 だがパソコンにおいての「ワープロ」と言うと、少し意味が変わって来る。
 パソコンにおけるワープロソフトとは、文字装飾や、
 ちょっとしたDTP(編集)ソフトの代わりに使えるソフトを言うのだ。
 確かにその意味での「ワープロソフト」としては『Word』は高機能で便利なソフトだ。
 ただ、単に長文を書くだけの場合には、『Word』は使わない方が良い。

 ならばそんな装飾が必要ない場合はどうするのか。
 純粋に文章の内容のみを伝えたい、文字装飾のデータが必要ない、と言うのなら、

 テキストデータで文書を保存した方が便利だ。

 テキストとは、文字コードのみのデータである。もっとも簡単で基本的なデータ形式だ。
 ゆえに互換性も高い。例えどのようなパソコンであっても、基本となるデータ形式はテキストだ。
 何より、データ量が軽い。だから、

 他人との文書データの受け渡しを行う際は、
 Word文書ではなく、テキストファイルで渡すのが礼儀である。

 テキストファイルとは、文字コードのみのデータのことだ。
 文字装飾やページ設定などの、余計なデータは入っていない。
 ゆえに軽く、互換性が高いのが特徴だ。
 しかし四倍画やフォントの変更など、特殊な表記を使いたい場合はどうするのか。
 その場合は、《 》のように特別でわかりやすい括弧記号を使い、
 その中に特殊表記の指定をしておく。
 すると、データを渡された方も特殊な括弧記号を使ってくれれば、検索や置換をしやすくなる。
 また青空文庫での書式も参考になるだろう。

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ワープロとエディタ

 こうなると、テキストを作成するためのソフトが欲しくなって来る。
 エディタと言うソフトをご存じだろうか。エディタとは、テキストファイルを作成するためのソフトである。
 例えば、Windowsパソコンなら『メモ帳』と言うソフトが必ず付属している。
 『メモ帳』とはもっとも簡単なエディタソフトだ。
 だから、まぁ、エディタとは便利な『メモ帳』くらいに考えてくれて構わない。

 もともとエディタの開発された理由は、プログラミングのためだった。
 つまりエディタは、長時間、延々と文字を入力するために開発されたソフトである。
 だから。

 起動が軽く、パソコンに負担をかけないのが、エディタ最大の特徴だ。
 しかも大抵のエディタはワープロソフトよりも、検索や置換の機能が優れている。

 そのために小説家など、長文のテキストファイルを作成する仕事の人間は、
 『Word』などのワープロソフトではなく、エディタを愛用している人間が多い。
 例えばボクは、背景や文字、特定の記号の色を変更できるエディタを使っている。
 そこで背景色を、緑がかかった黒にする。学校の黒板の色だ。
 文字は、灰色がかかった彩度を落とした白にする。
 すると、長時間モニターとにらめっこしていても、目が疲れない。
 また特定の、見出しなどに使う記号は、目立つ赤色にしている。
 文章を書いていて区切りがつきやすいからだ。
 またボクが使っているエディタはタブ式の表示だ。
 TabとCtrlキーだけで、マウスを使わなくても手元のキー操作だけで、
 別の文書の表示に切り換えられるようになっている。
 この機能を活用すると、同時に複数の文書を照合しながら書き進められる。
 登場人物表などの資料を見る時にも便利だ。

 それ以外にもhtmlファイルのタグをちょっと書き換えたり。
 レジストリを操作するためにINIファイルを開いたり。
 文章書きではないと言う人でも、何かひとつ愛用のエディタを持っていると便利だろう。

 エディタには『秀丸』など有名なものがある。
 中にはフリーソフトでも高機能なエディタはあるので、
 無理にシェアウェアを使う必要はないかもしれない。
 縦書きに対応したエディタ、印刷機能の充実したエディタ、
 シナリオライティングなど特殊な文章の作成に便利なエディタ、
 青空文庫に対応していてテキストデータでもルビを振れるエディタなどが、
 フリーソフトとして配られている。
 また高機能なエディタと言っても、結局は機能が増えたメモ帳みたいなものなので、
 操作は簡単である。探せばきっと自分に合ったものが見つかるはずだ。

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アイデア支援ツール

 しかしパソコンでの執筆活動を助けてくれるのは、エディタだけではない。
 例えばアイデア発想法にはたくさんの種類がある。
 アイデアが書かれたカードを並べ替えるたり。図として書いてみたり。

 その発想法をパソコン上で再現する、思考支援ツールと言うものがある。

 理解しやすいところから言うと、例えば『Excel』などの表計算ソフトだ。
 これはアイデアメモに活用できる。
 日々思いついたちょっとしたアイデアを表の中に直接書き込んで行く。
 その際、書き込んだアイデアに「世界観」とか「キャラクター」などと、
 ジャンルをすぐ隣のセルにでも書き込んでおく。
 そして後日、例えばキャラクターのアイデアが欲しくなったとしよう。
 ならば、アイデアを書き込んだ表をジャンルごとに並べ換えてしまう。
 すると、キャラクターのアイデアだけが抽出されてくれる。
 もしこれが紙のメモなら、すぐゴチャゴチャになり整理するだけで一苦労である。
 だが表計算ソフトをこのように使えば、
 何百何千のアイデアメモがあろうと、全て無駄なく活用できる。

 次に、例えば『iEdit』と言うソフトがある。
 この『iEdit』と言うソフトは、フローチャートや人物相関図を作るためのソフトだ。
 まず、アイデアメモの数だけ、適当にテキストボックスを作る。
 そして作ったテキストボックスを、適当に矢印で結びつける。
 最後に「整理」機能を実行すると、いくら混沌としたチャートも、一発で相互関係が整理されてしまう。
 これはつまり、

 今までは新聞のチラシの裏に書いていた構成案の落書きを、
 デスクトップ上でパソコンにやらせてしまおうと言うソフトだ。

 紙での落書きだと、あまりに複雑な相関関係では途中でわからなくなる。
 またちょっと構成要素が増えたり減ったり、変化するごとに書き換えなければならない。
 構成要素の数も十を超えると、いくら紙に図を描いていても、頭がついて行けなくなる。
 だがパソコンでは、数十、数百ものオブジェクトを取り扱える。
 デジタルデータなので、書き直しや変更も自由自在だ。
 プロット作りや、論文にもってこいのソフトである。

 それから、アウトラインプロセッサだ。
 アウトラインプロセッサとは、文章の構造などを検討するために開発されたソフトである。
 これは『Word』にも一機能として搭載されている。実は割と使い勝手も良い。
 だから別に『Word』を使っても構わないかもしれないが、
 やはり専用のアウトラインプロセッサのソフトを使った方が、操作が簡単で使いやすい。
 特に、ツリー構造で文書を管理できるアウトラインプロセッサは、
 一度使い慣れてしまうと手放せなくなる。

 ではアウトラインプロセッサとはどのようなソフトなのか。
 文章の概略を「アウトライン」と呼ぶ。これが名前の由来だ。
 長い文章を作成する際には、前もって全体の構成を考えたほうが効率がよい。
 だからアウトラインプロセッサでは、文書に見出しをつけて、
 その見出しごとに文書を管理できるようになっている。
 これがツリー構造のアウトラインプロセッサだと、大抵画面左側にエクスプローラーのように、
 見出しごとに文書がツリー構造で表示されている。

 このツリーをマウス操作でいろいろと入れ換えるのだ。
 例えば、このシーンは、あのシーンとそのシーンの間に入れようとか。
 ちょっと前に戻って加筆しようとか。
 やっぱりこのシーンは必要ないから削除しようとか。
 やっぱりこの大見出しの文書は、別の大見出しに属する小見出しにレベルを変更しようとか。
 マウスのドラッグのみで行える。
 ひとつのテキストファイルだけで、
 一気に長編小説を書き上げてしまえるような人間なんて、そうはいないだろう。
 やはり書いている途中でプロットが狂ったり、新しいアイデアを途中で思いついたりするものだ。
 これがひとつのファイルでは、どこに何が書いてあるのか、すぐにわからなくなる。
 シーンごとに複数のファイルに分けていたとしても、
 加筆を繰り返していると、ファイル名を変更するのが面倒臭くなる。
 そのためにも

 アウトラインプロセッサは、小説書きに、特に長文を書くには必需品と言えよう。

 中でも、プロにも愛用者が多いと言う『Story Editor』は、抜群の操作感だ。
 さすがに物語創作のために作られたソフトだけはあると言えよう。
 ゲームメーカー「age」(18禁)の主力兵装備であり、
 あのNitro+(18禁)の虚淵玄(も愛用していると言う 。

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パソコンの機能をフル活用して、もっと早く書く

 以上説明してきたソフトを活用することで、執筆スピードは段違いに早くなる。
 別にタイピングのスピードが上がるわけではない。
 ただ、執筆と言う作業が効率良くなる。仕事の段取りが手早くなるのだ。
 これに加えて、パソコン自体が持つ機能をフル活用することで、更に執筆活動の能率は上がる。

 根本的な問題として、パソコンの起動を早くしたり、
 安定性を高めるための工夫は、やはり勉強しておいた方が良い。

 加えて、クリップボードの機能拡張ソフト。
 マウス操作の機能拡張ソフト。
 それらの各種ソフトを素早く起動させるめのランチャー。
 その位はインストールしておくと、文章を書く際にも便利だ。

 そして辞書登録は、パソコンがデフォルトで持つ機能の中でも、
 文章書きがもっとも活用しなければならないものだ。

 例えば三点リーダーを書き加えたいとしよう。
 三点リーダを使う際は、必ず二文字ぶん並べなければならない。
 だから三点リーダーは辞書登録して使った方が便利だ。ならば何と辞書登録すれば良いのか。
 タイピングしている人ならわかるだろうが、右手の小指に当たる「;」のキーは滅多に使うことはない。
 だから『ATOK』など日本語ソフトには、キーボード・ユーティリティーの機能が搭載されている。
 この機能を活用して、「;」を一回タイプしただけで「ん」の文字が出力されるようにする。
 これで「ん」と表記するのに「n」を連打する必要はなくなる。
 また両手十本の指を最大限活用してタイピングができるようになる。
 そして「んん」と入力すると、三点リーダーが二文字ぶん出て来るように辞書登録する。
 たったこれだけで執筆にかかるストレスはかなり軽くなる。
 ただ残念だが、『MS-IME』にはまだ、
 キーボード・ユーティリティーの機能は搭載されていないので気をつけてほしい。
 これに加えて、辞書登録に関してボク個人の話をさせてもらうなら。

 自分の本名や、住所を辞書登録して、簡単に出せるようにするのは当然だ。
 二重カギ括弧(『 』)のような、特殊な記号を頻繁に使うのであれば、
 滅多に使わないような語で辞書登録しておく。

 例えばボクの場合。
 二重カギ括弧なら、カギ括弧を二回(「「)で辞書登録する。
 それから個人的に見出しのマークとして使っている「■」と言う記号なら、
 「mds」で辞書登録している。
 「みだし」の頭文字をとって「mds」と言うわけだ。これなら滅多に打ち間違えることはない。
 また同じ理由で、区切りとして使っている

————————————————–

 と言うたくさんの「-」記号を「kgr」で辞書登録している。
 また、小説を書く場合なら、専門用語や造語、キャラクターの名前を一時的にでも登録しておく。
 すると、使っているうちに、パソコンが段々と便利になってゆく。
 ボクの辞書から引用すると、武術小説なら「発勁」とか、
 オカルト小説なら「蠱毒」とか、使うたびに探していたのでは面倒臭い。
 やはり一度で変換してくれた方が良いだろう。辞書登録は、文章書きとしてパソコンを育てた証だ。
 だから

 辞書登録のデータはこまめにバックアップを取っておかなくてはならない。
 一度データを失くしてしまうと、再建までまともに文章が書けなくなる。

 ボクも一度泣いた。
 ところでボクは他人との文書ファイルの受け渡しをする際は、テキストにした方が良いと言った。
 だからと言うわけではないが、ボクが文書を保存する場合は、できるだけテキストに統一している。
 その方が、文書検索ソフトで統一して検索できる。
 検索ソフトの中には、何百何千もあるテキストファイルを、
 中身の文章列まで検索してくれるソフトがある。
 保存しているファイルをテキストに統一していれば、パソコンの中を全て把握できると言うわけだ。
 これがWord文書や一太郎ファイルなど、保存形式がバラバラだと検索ソフトが追いつかない。
 だからボクは、住所録などは表計算ソフトで作っても、CSVファイルで保存してる。
 CSVファイルとは、テキストベースの表データだ。
 そうやって全ての文書をテキストデータに統一していると、
 パソコンがテキストデータの作成に特化したデータベースになる。

 無数の文書データがあっても、それらひとつひとつを全て把握できながら文章を書けるのだ。

 これで過去に作った文書を見失う、なんて事態は起こらない。

 文章書きなら、テキストデータを原稿用紙で換算してくれる
 『原稿用紙カウンタ』は用意しておきたい。
 やはり、キロバイトとかメガバイトでは味気ない。
 ボクなんかは原稿用紙換算に手が慣れてしまい、
 もはやデータ量換算では、分量の計算ができなくなっている。
 それから『窓の中の物語』と言う、Windows用縦書き表示テキストビューアがある。
 このソフトはとても使い勝手の良いソフトで、オンライン小説読者に愛用者が多かった。
 だが現在は配布元がサイト閉鎖になってしまっている。
 しかし愛用者の手により今でも再配布が行われている。
 (『オンライン小説情報リンク集』にて再配布中)

 つまりはそのくらい使い勝手の良いソフトだと言うことだ。作成したテキストの推敲にも便利である。
 この程度は揃っていれば、パソコンの執筆環境としては充分だろう。
 しかも以上、ほとんどがフリーソフト(無料で配られているソフト)だけで揃えられる。
 また意外なソフトが役に立ったりもする。
 みなさんもせっかくだから、パソコンと言う機械を100%活用できるように、
 便利なソフトを探してみてはどうだろうか。

(はまさん、とても勉強になりました。ありがとうざいます。by所長)

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■ 情報提供お願いします!
 「Microsoft Word」「アイトラインプロセッサ」など小説執筆用ソフトについての情報を募集します!
 どのようなフリーソフトがあるのか? どのように活用したら良いのか? 使い方のコツなどを教えてください。
 また、このページに乗っている情報が古くなっていたり、間違っていたりしたら教えていただけるとありがたいです。
 情報提供してくださる方は、こちらのメールフォームよりお願いします。

とおるさんの情報提供
 私はMACで標準で入っているテキストエディタを使っています(2010年3月現在)。
 印刷にはOpen Officeで原稿用紙にしたりシンプルな縦書きにしたりしております。
 
 WindowsPCもあるのですが、もっぱらMACを使用しております。
 理由は簡単で『見やすい』ということです。

 WindowsOS用の教科書フォントも持っておりWindowsPCも持っておりますが、
 MACのものとはあきらかな違いがあります。
 私はMACのまわし者ではありませんが、
 MACはコンセプトとしてグラフィックの良さを追求しております。
 ですから印刷してみると同じでも、パソコンの画面では違うのです。
 
 モニタに表示される『文字』が見やすくなっているのがMACです。

 フォントは教科書字体のものを使っています。
 教科書字体は有料ですが、個人で使用する場合に
 http://www.motoyafont.jp/
 などでは無償で提供しているようです。

 フォントには好みもありますが、このようなOSの違いが、
 パソコンに向かって文章を書く際の違いにもなっていると思います。
(モニタの性能の違いも多少はあるかと思いますが、
 MACはPC製造とOSの製造を一体として開発しているので)
 ちなみに私が使っているのはMacBookです。

 またMACではPDFへの変換が容易であり、綺麗だということもMACを使う理由のひとつでもあります。

Ririn★さんの情報提供
■FreeMind
 活用方法:FreeMind活用クラブ http://www.freemind-club.com/

 ソフトウェアダウンロード:http://www.freemind-club.com/download.htm

■紹介
 マインドマップというアイデア整理法に基づいたソフトウェアです。

 一枚の大きな紙の中心に「テーマ」を書きこみ、
 そこから連想される言葉や文章を枝葉のように伸ばしていきます。

 一人でブレインストーミングをしているような感じで、アイデアを連鎖的に思いつくことが容易な手法です。
 
 この整理法自体は紙でもできますが、FreeMindというソフトを使うと、
 一度書き込んだアイデアを、付箋を使ったのと同じ感覚で、
 ドラッグ&ドロップで移動できるので、アイデアを出すだけではなく、整理するのにも使うことができます。
 
 FreeMindはEnterキーで次の付箋が出てきたり、カーソルキーで移動出来たり、
 Insertキーで付箋を増やしたり、キーボードで操作が完結できるのも魅力の一つです。
 マウスを使わずにどんどんアイデアを書きとめることができますので、
 アイデア出しに集中することができます。
 
 Javaで作られていてWindowsでもMacでもLinuxでも使えるので機会があったら使ってみてください。

雨宮ミヅキさんの情報提供
 アイディア・プロットの整理に便利なソフトを発見したのでお知らせ致します。

「Frieve Editor 」

 創作支援ソフト初心者の方にはとっつきづらい点があるかもしれませんが、
 使い比べた結果同種のソフトの中では抜群に優れた機能を持つため、
 ヘルプなどを参考に一度試用してみてはいかがかと思います。
 
 ちなみに初期設定では英語環境になっていますが、
 LanguageからJapaneseを選択することでパッチなどをあてることなしに
 日本語環境で使用することが可能となっております。

 http://www.frieve.com/feditor/index.html

黒い凶さんの情報提供
 テキストエディタの情報についてです。
 テキストエディタは主に、既に紹介されている「StoryEditor」の他に、
 「TeraPad」というエディタを使っています。
 
 シンプルで扱いやすく、上級者用のツールも内臓されているので、
 幅広い層の方々に扱えるソフトだと思います。

桜木谷さんの質問 
 お勧めのアプリケーションは? 
 
 はじめまして。桜木谷といいます。

 早速本題に入ってしまうのですが、
 先ほど『小説執筆用ソフトの解説』の記事を読んでいた所、
 エディタに関する記述が目に留まりました。
 ……なるほど、確かにWordは重いし、Word同士の互換性も良いとは言えません。
 快適な作業にエディターは適しているといえるでしょう。

 しかし、エディタをいくつか落としてみたところ、
 どのエディタも横書き専用(自分が使いこなせていないだけかもしれませんが)なのです。
 今までWordで縦書きで書いていた自分にはどうにも違和感があり、イマイチ馴染めません。
 皆さんはどの様な方法で(アプリで)作業されているでしょうか?
 また、お勧めのアプリなどありましたらどうかご教授ください。

●答え●

鈴忌さんの意見 
 一押しはワープロソフト「一太郎」です。
 エディタは基本的にワープロではないので文章作成目的のソフトじゃないです。
 エディタというのは本来的にテキストファイル、
 (.TXTという意味じゃなくて、バイナリに対する意味です)を操作する目的のソフトです。
 だから、縦書きとか横書きとか設定できないのが普通です。
 まれに、ワープロ擬きなエディタもありますが……

 エディタは動作が軽いことや、無駄なデータをファイルに挿入しない利点があるので、
 プログラミングなどには向くのですが、個人的には小説執筆にはあまり向かないと思ってます。
 やはり、そこは専用のソフトであるワープロソフトを使うべきじゃないでしょうか?

 鈴忌は、前にもこの掲示板で「一太郎」を激プッシュしていたので、
 ジャストシステムの回し者っぽいと自認してますが……
 でも、やはり個人的には「一太郎」が凄くオススメです。

 まず、第一に日本語に特化したワープロだという点ですね。
 これだけでも、「一太郎」を選ぶ意味があります(付属のATOKも秀逸です)。
 さらに、画像ファイルを文書中に張り込まなければ、WORDより遥かに動作が軽いです。
 あと、ルビなどを振った場合でもレイアウトが崩れず、
 ほぼあらゆる形式の印刷に対応します(段組とか袋印刷も可能)。
 量販店なら、元々1万円でおつりが来るようなソフトですし、
 学生さんなら学割で3000~4000円ぐらいで買えるので買って損はないです。

 取り敢えず以上ですが、参考までに鈴忌の執筆環境を書きますと。

1,アイデアやプロットは「メモ帳」でまとめる。
2,小説本体は「一太郎」で執筆。
3,Webに乗せる場合は「K2エディタ」でHTML化。
4,応募とかは「一太郎」から印刷。

 という感じです。Word同様に一太郎にもHTML化機能が付いていますが、
 無駄なタグを大量に混ぜ込んでくれるので(Wordよりはマシですが……)、
 手動でHTML化するようにしてます。

 何かの参考になれば幸いです。

『一太郎』
『ATOK』

猫の盛りさんの意見
 通りすがりの野良猫です。
 オイラなりの答えを残します。

 オイラはシェア購入したのですが、なんとなく使ってない。
 でも好評のエディタで、しかも縦書き対応!
 (開発は止まってるっぽいですが、バグとかは洗い出し済みで、
 色々便利な拡張スクリプトとかも、あるようですね)

『Coolmint』
シェアウェア版ダウンロード(お金がかかります)
フリーウェア版ダウンロード(無料です)

 縦書き編集は素晴らしい機能ですよ!
 上記はフリー版にも搭載されているので試してみてはいかがでしょうか?
 ではでは。

(だいぶ古いエディタで、最新のOSには対応していません)

御霊 凪さんの意見
 はじめまして。
 まだまだ初心者な御霊ですが、答えられそうな質問だったので。
 まず御霊は断然に横書き派です。
 アイデアから執筆まで『Nami2000』というソフトで全て済ませています。
 
『Nami2000』ダウンロード(フリーウェアなので、無料です)

 ラノベ研のHPで紹介されているStoryEditorのようなソフトなのですが、
 特筆すべきは原稿用紙換算機能です。
 通常の原稿用紙はもちろん、自分が指定した本の形式(応募規定の形式)でのページ数も
 確認できるため、枚数を調整しながら書いていくことも出来ます。
 
 ちなみにみなさんも紹介なさってるATOKも併用しています。
 これはホントにオススメですので一太郎と一緒に購入するのもよいかもしれません。

 御霊の場合、一太郎は縦書き出力専用ソフトとして使用していますが、
 縦書きに慣れているというのならば一太郎を使うのがベストかと思います。
 それでは。

みつきさんの意見
 桜木谷さま、こんにちは。

 私は執筆に『O’s Editor2』というエディタを使っています。
 スタイルを変更すれば縦書きOKで、自分好みにカスタマイズもできるので、使いやすいですよ。
 スタイルの設定を変えれば簡単に四百字詰め原稿用紙に換算できたり、
 簡単な設定でページ数や文字数のカウントもしてくれますし、印刷機能にも優れているので、
 プリントして推敲するときなどにもとても便利です。
 
 問題があるといえば、アウトライン機能はほとんど無し、というか簡易機能があることはあっても、
 はっきり言って小説にはまったく使えないのが人によっては難しいところかもしれませんが……。
 アウトライン機能が必要ない人であればお勧めです。
 公式サイトはこちら。

『O’s Editor2』ダウンロード(シェアウェアなので、お金がかかります)

 シェアウエアで二千円ほどになりますが、三十日の試用期間がありますので、
 よろしければどうぞお試しを。
 それではこれにて。

K2さんの意見
縦書きのエディタならこんなのもあります。

 『VerticalEditor』

『VerticalEditor』ダウンロード(フリーウェアなので、無料です)

 参考までに。

猫の盛りさんの意見 
 通りすがりの野良猫です。

 本HPの「小説執筆用ソフトの解説」を漠然と眺めていたところ、
 オイラが以前紹介した縦書きエディタが古いので今のOSに対応してない!
 との注意書きがあり、が~んとショックをうけました。
 (でも、今のOSでも動くことは確認はしてみました)

 そこで、いまどきの縦書きエディターを調べてきました。
 しかも、フリー!

 猫に小判と申しますが、オイラはお金があるとあるだけ無駄遣いするダメな猫なので、
 シェアはめったに手が出せないのです。
 (タイミングよくお足代が出たときに不意に衝動買いしますがw)

 まあ、オイラのダメなところは枚挙に暇がないので置いておくとして、
 以下の素晴らし~っソフトが見つかりました。

●iText (http://homepage1.nifty.com/lightway/)

 このソフトはiMAC風エディタであり、シェア版もありますが、
 基本機能だけなのが本エディタのようです。
 MAC OS向けも多数充実しており、Winソフトばかりが台頭する昨今、
 MACユーザーも安心なのです!

 本エディタの特徴は、印刷イメージでそのまま編集するようなレイアウトです。
 基本はA4サイズらしく、その中で20×20の400字を設定すると、
 いきなり画面の真中に細いエリアのみが編集領域となってしまいます。
 で、再度設定項目で、余白のサイズや段組、文字サイズ等々を編集して、
 紙面を無駄なく使うように定義するというイメージになります。

 ちなみにオイラは文字サイズ12、行間10、5段組みで、縦横20字に定義したら、
 みやすく画面にちょうどよく編集領域が配置されました。

 このエディタは、個人のプリンターに紙出力する際に縦書きで、かつ、
 紙面を有効に使うことができるので、同人活動や、推敲、
 友人知人に紙で読んで貰う際にはとても重宝しそうです。

 余談ですが、初期値はルーラーとかがiMACなのでボンダイブルーなのですが、
 そこをタンジェリンに変更すると原稿用紙っぽい色で表示されます。

●VerticalEditor (http://truestories.hp.infoseek.co.jp/)

 現在、縦書きで、かつ、フリーでは最強ではないかと、勝手に猫的に思いました。

 まず、初期値で縦書きモード!
 しかも、表示レイアウトに20×20の400字詰原稿用紙があるのです!

 起動すると、いきなり作者さんの紹介文が原稿用紙の枠で表示されるので感動を覚えますよ!
 (そうでもない?)

 ちなみに、このソフトウェアはいわゆるアウトラインプロセッサというものです。
 エディタとしての機能も充分に充実してますが、
 グレップ検索とか正規表現とかマクロとかはないようです
  まあ、プログラム書かない人にはたいてい要らんですけどね。
 オイラの”お仕事”では重要な機能ではありますが……

 文章を書き、アイディアやプロットの管理もでき、原稿用紙換算も自動で行われ、
 ほかにも機能が充実。

 オイラ的に最高ではないかと思うのですよ!

 でも、オイラの狭い猫の額の奥の小さな脳みそは新しいことに対応できないからなぁ。
 結局今までのエディタで書いちゃうんだろうなぁ……

●和歌と野Plus (http://hp.vector.co.jp/authors/VA020725/download.htm)
 
 ソフト名どおり、本来は和歌を読み書きするためのエディタですが、
 機能的には十分に使用可能と思います。

 ただ、Windows2000、XPの場合は追加でDLLを入手しないと縦書き表示しません
 (入手サイトはページ内にリンクされています)

 このソフトの特筆すべき点は、音読機能が標準ということです。
 書いた文字がいきなり読まれるのです!

 ビビリましたw

 こんなにもすごい機能のエディタたちが、フリーで公開される。
 技術の進歩、作り手の情熱、ネットのすごさ、オイラのダメさ加減等々、
 いろいろな事に精神が乱されて何を基準に驚くべきかも解らない状態ですが、
 現在の創作環境を少し変えようという方は、お試しになるとよいかもしれません。
 お仕事の当番で、オフィスに泊まりこみつつ……。

 ではでは

桜木谷さんの返信(質問者) 
 皆様、早速のお返事ありがとうございます。

 一太郎、ATOK、Nami2000、O’s Editor2……
 なるほど一太郎以外は自分は知らないツールばかりです。

 検索等かけてみましたが、
 皆さんおっしゃっているようにやはり「完璧」なツールは無いみたいですね(笑)。

 やはり面倒くさがらず、2つ、ないし3つ併用で作業を進めろ、というお告げでしょうか(苦笑)。
 これから一つ一つ試して、自分に最もあったスタイルを見つけて行きたいと思います。
 ……シェアは金欠の自分にはちと厳しいですが(汗)。

 ご意見を下さった皆さん、どうも有難うございました!
 他にも、何か意見のある方がいらっしゃいましたら、ご教授願えると幸いです。

所長より。
 小説執筆用ソフトについて情報提供を募集します。
 あなたの知っている執筆に役立つソフトや、その活用法を教えてください!
 こんな役立つソフトがある。こんな風に活用している。
 などの意見がありましたら、この場に掲載させていただきますので、
 ぜひ、メールフォームより情報提供をお願いします。

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■参考URL

「窓の杜(まどのもり)」 エディターやアウトラインプロセッサが置いてあるサイトです。

vector:http://www.vector.co.jp/

青空文庫:http://www.aozora.gr.jp/

秀丸:http://hide.maruo.co.jp/

iEdit:http://homepage3.nifty.com/kondoumh/

Story Editor:http://www.lares.dti.ne.jp/~cheebow/indexm.html

窓の中の物語:http://www6.ocn.ne.jp/~exist/news/
(『オンライン小説情報リンク集』にて再配布が行われています)

 このページで紹介されているフリーソフトは、
 ダウンロードした状態だと圧縮されているため解凍する必要があります。 
 解凍ソフトLhasaを使って、解凍してください。
 Lhasa は LHA と Zip のアーカイブファイルを解凍するソフトです。
 デスクトップのショートカットに対象ファイルをドロップするだけの簡単操作で解凍できます。

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